グランドピアノの音色はここまで違う|ホフマンT-161を弾いて感じたこと

余白ノート|日常と学びの記録

はじめてホフマンのグランドピアノを体験して衝撃が走りました

5月の始めにオリエント楽器さんの企画でホフマンのグランドピアノT-161を試弾させていただきました。
弾き心地もめちゃくちゃ良かったのですが、特に音色が素敵だったのでシェアさせてください♪

ホフマン|グランドピアノの音色の印象

ヨーロッパ製ピアノと日本製ピアノとでは、実は音色の質が違います。

それを感じたのは、大学時代に受講したモーツァルテウム音楽大学の夏期講習で講義室にあったベーゼンドルファーのグランドピアノで練習した時でした。
和音をf(フォルテ)で鳴らした時に、ぶわっとピアノが振動して、見えないはずの音の波を感じるほどの音の波が押し寄せてきたのです。
きっと低音がいつものピアノよりも豊かに響いたからなのではないかなと思っています。
低音を弾くのが気持ちいいと初めて思いました。



冒頭でもお話しした通り、2026年4月~5月にオリエント楽器さんがホフマンT-161の無料試弾会を企画されました。
ホフマンのピアノはまだ弾いたことがなかったので、すぐに申し込みました。

打鍵した瞬間、かつてのベーゼンドルファーを思い出しました。

高音はやわらかく輝き
低音はやわらかで豊かに広がり


角のない美しい響きでした。
音にこういう表現が似合うか分かりませんが、マイルドなんですよね^^♪

奥にYAMAHAがあり、弾き比べができました✨

ホフマンを弾いて驚いたこと



驚いたのは曲中で和声を弾いた時です。
4曲ほど遊ぶためにもっていったのですが、その中にトロイメライもありました。
トロイメライは3声~4声を弾き分けるので、とても和声感のある曲なのですが、
和声のバランスをとることが難しい曲でもあります。

しかし、このホフマンを弾いた時にその弾きづらさを全く感じなかったのです。

和声のバス・テノール・アルト・ソプラノそれぞれの音が手を取り合っているように感じました。
弾いていて気持ちが良くて、なんでこんなに馴染むのだろうととても不思議に思いました。まるで音の端と端がに水彩絵の具のようににじんで一つになっているようでした。

ドビュッシーとか弾いたら気持ちよさそう♪

なんでこんなに音に違いがあるのでしょうか。
家に帰ってから少しホフマンのHPを見ることに。

ホフマンの母体に秘密がありました

ホフマンのピアノは、実はドイツの老舗メーカーであるベヒシュタインの子会社、ベヒシュタイン・ヨーロッパで製造されています。ベヒシュタイン・ヨーロッパは、チェコ共和国のフラデツ・クラーロヴェーという地域にあります。

ホフマンはベヒシュタインの技術を継承しており、高い技術を持った職人が手掛けている質の高い楽器です。

ベヒシュタイン!なるほど~!
納得ですね!

そしてベヒシュタインの音域のバランス感にこの和声が自然に混ざり合う秘密がありました。

ベヒシュタインサウンドは、オーケストラを意識した、「音域のバランス感」に支えられております。
力強く、しかし強調されすぎることのない低音、伸びのあるリリカルな中音、歌うような高音---(ベヒシュタイン・ジャパン「ベヒシュタインを弾く前に」より引用)

これはベヒシュタイン・ジャパンさんのHPから拝借した一文です。
他にもたくさんのこだわりが書かれていて、とても興味深かったです。

低音が響くのにとがらないのは、このおかげなのかと納得しました。
オーケストラを意識した音作り、これはベーゼンドルファーにも言えることで、クラシック音楽が生活の一部になっているヨーロッパならではの考え方であり感覚なのだと。

日本にいる私たちにもヨーロッパの音色を感じられる機会があるのって素敵ですね。
東京に行った時には、ぜひベヒシュタイン・ジャパンに足を運びたいものです。

♦ホフマンーベヒシュタイン・ジャパンさんHP♦
https://www.bechstein.co.jp/bechstein/hoffmann

音色を一緒に作っていくレッスンを心掛けています

ピアノが弾けるだけでも嬉しくて楽しいものですが、そこに音色のこだわりが加わるとグッと音楽が上質になり、ワンランク上の演奏に成長していきます。
SHIHOピアノ教室では、指が動くだけではなく、グランドピアノの音色を美しく引き出す身体の使い方や音づくりも大切にレッスンしています。
当教室でのレッスン生は、だいたい半年~1年ほどで変化の違いをご本人や親御さんから感じていただいております。



レッスンで大切にしていること、体験レッスンのご案内はこちらになります
一緒に綺麗な音色を模索していきましょう

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